stillframeのブログ

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私のヒーロー 01/13 「サンドウィッチ」  ー世界は救わない。  

 

 

 

◆わたしのヒーロー◆ 

ーーー世界は救わない。

それでも忘れられない人がいる。ーーー

 

 

〜特別な能力はありません。

 

世界を救う予定もありません。

 

それでも、たまに誰かの記憶に残る人がいます。

 

これは、そんな「私のヒーロー」の話です。

ガードレールに腰掛けサンドウィッチを食べているモノクロ画像

こうしていつもの様に頬張った

 

 

 

第1話 「サンドウィッチ」

 

いつものように急いで家を出て

 

向かったのは行きつけのコンビニである。

 

 

そしてコンビニで買うのは、

 

もちろん昔からの大好物のサンドウィッチである。

 

 

朝のコンビニは、

 

チェックポイントでもあり

 

通過しないといけないのではないかと

 

思うほど多くの人が吸い込まれていく。

 

 

 

そしていつも思うのだが、

 

コンビニには食べ物がたくさん売っているわりに、


食べる場所がない。

 

 

 

だが、サンドイッチは別だ。


歩きながら食べても大丈夫だし、


商店街の食べ歩きグルメのようで、


案外、外で食べていても絵になると思っている。

 

まるで日本に居ながら

 

海外にいるような気分さえ味わえる。

 

 

 

そう思っているので、


店を出てすぐ近くにあるガードレールに腰をかけ、


袋を開けて頬張る。

 

 

もちろん缶コーヒーも

 

一緒に買ってある。

 

 

 

 

多くの人が行き交う朝、

 

通りがかりの一人の女性が、

こちらをちらりと見た。

 

 

 

 

――よし。

勝った、と思った。

 

 

 

わたしは心の中で、


かつて西武ライオンズにいた

デストラーデのように、


右腕を大きく引き込む

ガッツポーズをしたのである。

 

 

 

 

〜END

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次回第2話 「傘」

主人公のこだわりがまたしても・・・

小さな勝利をてにするのか・・・

 

 

 

 

 

【あとがき】

 

あとがきの前に、保存していた下書きが

すべて固まって消えてしまったので

再度書き直しました。焦りました。

というか困りました。。

 

 

では改めてあとがきに行きたいと思います。

 

 

この物語はある主人公の男性の生き方というか、

まっすぐな所を書こうと思い第1話を書き始めて、

そして全13話の物語になりました。

ぜひ楽しく読んでいただければと思います。

 

 

前半は単体でも読めるようになっています。

 

みなさん読みやすいかと思うの

ぜひ主人公のことを好きになっていただき、

応援してもらえたらとても嬉しいです。

 

よろしくお願いします。

 

毎日連載で一気に13話まで掲載していきますので

お楽しみにお待ちください。

 

今日は第1話を最後までお読みいただき

本当にありがとうございました。

 

 

〜Sincerely,Stillframe〜